優に5,000人を超す方々の履歴書、職務経歴書を見てきました。
拝見していて思うのは、意外と履歴書、職務経歴書を単調に作られている方が多いのですね。転職は、履歴書、職務経歴書によって決まるといっていいほど、この2つの書類が大事です。
きっと単調に書かれている方は、ご経歴を偽るわけにもいかないので、応募企業へは自分自身の経歴をそのまま見ていただき、自分の経歴に興味をもっていただいた企業だけにご縁があればいいと思っていることが多いです。これではチャンスは作れません。
履歴書や職務経歴書が単調であれば、PRが薄いため、残念ながら自身のキャリアより高いスペックの企業からは、まず面接依頼になることはありません。
ということは、自身のスキルよりも低いスペックしか面接依頼が来なくなるわけですから、転職する意味が本当にあるのかという問題になるのです。
本当にスキルアップや年収アップなどの目的があって転職を望むのであれば、より高いものを求めチャレンジ精神でトライして、多いチャンスをつかんだ方がいいはず。皆さん分かっていることなのに何故か単調になりがち。
チャレンジする応募企業から書類選考の通過をよくするためには必然的に履歴書、職務経歴書の作成には力を入れることになります。
今回は、特に職務経歴書のことを書かせていただきます。
職務経歴書は、経歴を記載するものですが、単にご経験されてきたことを時系列に並べて記載しただけでは、非常にひらぺたいものになります。求人企業からしますと中途採用として入社後、5年、10年と会社に貢献していただける人なんだろうか、と見るわけです。派遣社員であれば、3ヶ月間ごとの見直しですので、何が出来るのか(スキル)だけでかまわないと思いますが、中途採用の場合は、その方の仕事感を知りたいのです。
ということは、時系列にご経験を記載していただいて、そこで何を得たのか、また何を考えてその業務を行ったのか、どんなことが成功だったのか、失敗だったのかなど、より多く自身の仕事感などを織り交ぜて作成してみてください。
かと言って全ての業務を詳細にご記載していただいても枚数が増えるだけですので、これは逆効果です。職務経歴書の枚数としては、ご経験値にもよりますが目安として、2~6,7枚程度が良いでしょう。今の自分を作りあげてきたキーポイントの業務はもっともっとPRした方がいいですね。
更に効果を上げるためには、1P目の記載方法です。いわば見せ方です。
企業人事または現場長など書類選考をする方々は、職務経歴書の1P目は当然ながら、どんなことをしてきた人なんだろう、ということとどんな人なんだろうと興味津々見ているはずです。
その1P目に自分の全てを要約させて記載することが非常に効果的です。
まず、一番初めに希望職種
希望職種を記載されない方がいますが、これは記載した方が良いと思います。また希望職種の下にご自身の描いている仕事内容が何なのか、キャリアパスをどう考えているのか、を記載していただくようアドバイスしております。
次に
得意分野・経験・知識
希望職種に沿った自身の経験やPRポイントを箇条書きでアピールしていただきます。ここでは、最もPRしたい点はもちろんのこと、求人市場で求められるスキル・スペックに対し、自身のスキルや知識が、どの程度なのかもPRすべきです。また、ヒューマンスキル的なPRも忘れずに。
次は、経歴要約となります。
上記内容を次は、文章でまとめていきます。5~8行くらいを目安です。自身の経歴を入社当時から今に至るまで、キャリア構成のストリーを今一度、PRしながらキャリアパスまで記載していただきます。自己PRのようなものになります。
自己PRでも当然、問題ありませんが、自己PRの場合、ありがちなのは、職務経歴書の最後に記載するケースが多いのですが、経歴要約の意味としては、1P目にアピールすることですので、少し意味が異なります。
この後は、職歴詳細と続きますが、経歴要約までを読んでいただいた段階で興味を持っていただけるように致します。
更に興味を持っていただけるように職歴詳細となります。
経歴詳細では、詳細に書けばよいという問題ではありません。現在に至るまでのキャリアとして、キーポイントになったご経験が多々あったと思われます。そこで何を得たのか、また何を考えてその業務を行ったのか、どんなことが成功だったのか、失敗だったのかなど、その内容や状況を詳しく添えて記載していただくことで、読んでいただく方にもこの方がどんな仕事感の持ち主かが分かり、より立体感のある職務経歴書になるはずです。

